現在はスカルプケア商品がたいへんなブームです。

もともとはこっそりと買うべき商品なのですが、盛り上がりの先駆けはやはりアンファーの薬用スカルプDシャンプー

じつはこの薬用スカルプDシャンプーは発売からしばらくは高い上に会社も無名だったためにあまり売れなかったそう。

お笑いタレントさんを使ったネットのキャンペーンが当たり、高くて手に入れにくいことが逆に高級品のイメージに変わって、どんどん売上げを伸ばすことに。

このブームに対抗して、大塚製薬の「ウルオス」、ラボーテの「リガオス」、アデランスの「ヘアリプロ」、花王の「サクセス」、ライオンの「PRO TEC」などが参入し、盛り上がりを加速しました。

これらは買う層が分かれていて、たとえば、「ウルオス」、「PRO TEC」、「サクセス」は2〜30代のための抜け毛予防・薄毛予防に焦点が合っていて、「薬用スカルプDシャンプー」、「ヘアリプロ」、「リガオス」は40代以降のリッチなバブル世代に焦点が合わせられています。

髪にワガママな社員の声から誕生したシャンプー、アデランス薬用ヘアリプロ


まあ、こういうブームは過去にも繰り返されています。


思い出してみてください。

90年代の終わりは大正製薬の医薬品「リアップ」のCMを毎日見ましたよね。

80年代には資生堂「薬用不老林」やカネボウ「薬用紫電改」が売れまくっていました。

それらも効果を出す人はそれなりにいたのですが、お金が続かなかったり、効果を実感するまでにやめてしまったり、はたまたなんの変化も得られなかったりして、ブームは去っていくのです。


そして、いまの流行りはシャンプーなわけですが、薬用シャンプー、スカルプケアシャンプーとはいっても、その有効成分「ピロクトンオラミン」や「グリチルリチン酸ジカリウム」の効能は肌荒れ防止と抗菌で、頭皮を清潔に保ち、ふけかゆみを防ぐことしかできません。

なので、リアップなどの医薬品のブームに比べると、育毛の効果を実感する人はあまりいないのではないでしょうか。